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アメリカカブトガニ |
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学 名 |
Limulus polyphemus |
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分 布 |
アメリカ大西洋岸とメキシコのユカタン半島に分布しています |
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形 態 |
カブトガニの体を大きく3つに分けると、前体(ぜんたい)
後体(こうたい)尾剣(びけん)からなっています。
メスはオスよりも大きく メスは全長約60cm 重さ約3.0kg
オスは全長約50cm 重さ約1.5kg程度まで成長します。
日本では地域によって県の天然記念物に指定されていますので
捕獲は出来ませんし、保護されています。 |
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生 態 |
ゴカイを主食にしながら移動しながら生活していると云われて
いますが不明な部分が多い種です。
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その他 |
カブトガニは二億年以上も前から その形を変えないまま現在まで生き続けていることから
「生きている化石」といわていれます
カブトガニは動物の分類上、節足動物(せっそくどうぶつ)の仲間に入ります
節足動物とは、エビ カニなどの甲殻類(こうかくるい)、クモ サソリなどの
クモ類、チョウ トンボなどの昆虫類、ムカデ・ヤスデなどの多足類に分けられています。
カブトガニはカニの名がついていますが、甲殻類ではなく、クモの仲間に
一番近く、尾剣を持つ仲間という意味の、剣尾類と呼ばれています。 |
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飼育状況 |
エルム水族館の給餌は、尾剣(尾)を持ち 水槽の上に取り出し
ひっくり返した状態で、お腹の口にイカの切り身を置くと
ゆっくり体内に取り込み食べてしまいます
食べ終わった頃を見計らって、水槽に戻しています |