センネンダイ
Photograph M.Noguchi

センネンダイ
センネンダイ
学 名  Lutjanus sebae
分 布 紅海やアフリカ東岸からオーストラリア、ニューカレドニアにかけてのインド・西太平洋域
形 態 ピンク色がかった地に濃い赤色の帯が3本ある、独特の体色から他種と識別するのは容易です。
このコントラストは幼魚ほど鮮やかで、老成するにつれて徐々に不鮮明になり、
水槽内でも60センチ以上に成長します。
生 態 沿岸の岩礁域やサンゴ礁域によくみられ、一般に成長すると共に深みへ移動するとされています。
単独ないしは同サイズの個体同士で群れをつくり、小型の魚類や甲殻類、頭足類などを捕らえて食べます。
幼魚は大型のウニの棘の間を好んで隠れ場所とする生態が知られています。
その他 南方の島で底引き網により多獲さる。肉は白身で、焼き物や煮物にしたりすると固くなってしまいますが
みそ漬けやフライに調理するとおいしいそうです。
飼育状況 エルム水族館では、主に人工飼料を食べています。


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