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このページでは、お客様からよくお問い合わせがある
アクリル水槽の接着面のクラックと補強フランジの剥離について説明します。
押し出し板や 粗悪なアクリル板で製作された水槽の場合、クラックが入り始めると
すぐに水槽が破損するという事はありませんが、確実にクラックは進行していき破砕する危険があります。
また、補強フランジが剥離すると水槽が水圧に耐えれなくなりますので使用を続けるのは危険です
すでにアクリル水槽を使用しているのであれば、一度チェックして見てはいかがでしょうか?

クラックについて
当社の製作する水槽は、全て国産のキャストアクリル板を使用し水槽枠を重合接着又はオール重合接着し
製作致しますので、このページでご説明するようなクラックが入る事はございませんが、
水槽を組み最後にバフで磨く行程で少しは熱が加わります。
この時、キャストアクリルを使用し重合接着した水槽の場合も表面に細かな白化が見られますが、
この白化はこのページでご説明されているクラックとは異なる物で、
これによって水槽が破砕したりする事はございませんが、慎重かつ丁寧に磨く作業を行い、
傷の無い水槽を仕上げる事が 職人の力量と経験です。

※注1) あなたの水槽にクラック(ヒビ)が入っていないか見てみましょう
水槽前面から水槽枠を見て横方向に白い細かいクラック(ヒビ)が入っている水槽は危険です。
ほんの少しクラックが入っている程度でしたら すぐににどうなる訳では無いと思いますが
クラックが沢山入っている場合は注意をする必要があります。
※注2) 水槽が膨らんでいないか見てみましょう
水槽の前面を真横(※注2)の部分からから見て
よく見ると ほんの少し膨らんでいるように見える事は問題ありませんが
明らかに膨らんでいる場合は当店の価格表で同程度の水槽のアクリルの厚みを確認して下さい。
同じアクリル厚で明らかに膨らんでいる場合は押し出し板や 粗悪なアクリル板で
製作されている可能性が有ります。
ここで 国産キャスト板の適正な厚みのアクリル板を使用した場合に
水槽が全く膨らまないかと云うとそうでは有りません。
アクリルはその性質上必ず膨らみますがその程度が問題であって、
一見して膨らんでいる水槽はやはり危険です。
また、アクリルの膨らむ(ある程度柔軟な)性質が有るからこそ対衝撃に強いと云えます。

アクリル水槽の膨らみに関してQ&A も合わせてお読み下さい(別窓が開きます)
※注3) 溶剤接着か重合接着かを確かめてみましょう
側板との接着部分(下拡大図※注5)をまたいで爪を軽く滑らし
接着部分に爪が引っ掛かると溶剤接着です
逆に滑らかなら重合接着です
最近は かなり大きな水槽でも溶剤接着されている水槽が有りますし
通常溶剤接着の場合は 内側に補強用のリブ(角棒)を貼りますが
貼っていない水槽も見掛けますので ご注意下さい
※注)溶剤接着の中で膨順接着で接着している場合は磨いてありますので
  爪が引っ掛からない場合がございます。
※注4) フランジ (補強リブ) が外れたり 浮いていないか確認しましょう
構造上 水槽は枠の次にフランジが重要な部分です
この部分 外れていたり、浮いていたりすると 非常に危険です