このタイムスイッチには0〜124番地のアドレスが設定されています。アドレスは2個同時に使用するので63個設定でき、命令はどのアドレスに書いても結果は同じになります。使用している電気部品の定格により各コンセント使用する電気機器は1台30W以下の機器に限定してください。 |
初期設定 |
電源を入れ少し経つと画面が固定します。
画面のCLRボタン(赤色)を押し△でDD(シンボル 変形したD)を探してENTボタンで確定します。同様に番号を0に確定します。これでDD0の内容(現在時刻)が表示されます。下段も同様に操作してDD、2を確定します。これでDD2の内容(コマンド)が表示される準備ができました。コマンド確認中はDD0にアドレスが、DD2にコマンドが表示されます。
初期状態に戻すのは電源を切り初期設定をやり直してください。 |
現在時刻の設定 |
左手で書込スイッチを持ち上げます。その状態で時、分、秒、を少し先に設定します。時報に合わせて左手を離します。時、分、秒スイッチを同時に押しさげると30秒補正ができます。秒が1〜30の時切り捨てて0秒になり31〜59秒では切り上げて分が1つ増え0秒になります。 |
命令の設定 |
番地スイッチを上げ下げするとDD0にアドレスがDD2にそのアドレスに書かれているコマンドが表示されます。コマンドは8桁の数字です。命令、時、分、秒、スイッチで新しいコマンドを書き 書込スイッチを押し下げると画面の内容が画面のアドレスに書き込まれます。
コマンドの8桁は前より2桁毎に命令、時、分、秒を意味します。
03000000は3000000と、00000000は0と表示されます。
コマンドに書かれた時刻になるとそのコマンドの命令が実行されます。命令01は’コンセント1の通電を止めろ’です。02,03〜07はコンセント2,3〜7の通電を止めます。命令11は’コンセント1に通電しろ’です。12,13〜17はコンセント2,3〜7に通電します。
3120000は03120000のことだから12時00分00秒にコンセント3の通電を止めろの意味です。命令00,08,0910は無効です。工場出荷時は全アドレスに命令00が書かれています。コンセントは左から0,1,2〜7です。左端はコンセント0で常時通電なっています。 |
テクニック |
停電があると全コンセントの通電が止まります。24時間後通電命令の時刻まで通電しません。温調機の昼夜切り替え命令等は1時間毎に通電命令を書いておくと良いでしょう。 |